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世田谷の外れ。静かな小高い岡を上ると見えて来る瀟洒な建物。三菱財閥の岩崎家がコレクションした書物や美術品を多数収蔵している「静嘉堂文庫」だ。 一昨年あたりから自分の中にふつふつと沸いた尋

「器」は、結局のところ、人の好みだ。 かの秀吉は、利休が好んだ黒い茶碗が嫌いだった。 魯山人は、究極の理想の器を求めるが故に、自ら窯を築いた。 自分の母は、気に入った抹茶茶碗を「次の茶会

「世界遺産」というと、何千年か前から丘の上に立ってる宮殿だとか、飛行機とバスとポンポン船でを乗り継いで辿り着ける圧巻の風景だとか、自撮り棒を振り回すお姉さんに頭をド突かれたりする大混雑の宗教遺産だとか

「一楽二萩三唐津」という言葉がある。茶陶好きなら誰もが知る言葉で、楽焼・萩焼・唐津焼が特に茶人に好まれる抹茶茶碗であることを意味する。 ”器に興味がある。” ”いつか色々な焼き物の里を回ってみ

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