桟橋の　少年想ふ　海の上。   ＤＳもプレステも無い。あいつ、パンツもない。しかし海がある。   パラソルの下、空腹を抱えた母子それぞれの心

本当に。ここは本当にマニラなのか・・・。 16世紀スペインの街並みを残す要塞都市イントラムロス。 土曜の午後の鐘の音が、古い西洋絵画の世界へといざなう。 San Ougasu

❶話   の続き。   ❷ 地上に上がるエスカレーターの速度が日本と比べて早い・・・。どうでもよい、そのような「異国」に気づくのが、やはり旅というもの

マッカーサーが日本軍の進軍によりマニラを放棄した際に残した、 I shall return.という言葉がこの地では殊の外有名だ。 彼はかつて５、６年もの間このホテルに滞在していたという。

世田谷の外れ。静かな小高い岡を上ると見えて来る瀟洒な建物。三菱財閥の岩崎家がコレクションした書物や美術品を多数収蔵している「静嘉堂文庫」だ。 一昨年あたりから自分の中にふつふつと沸いた尋